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The Moonスタッフよりオススメのインテリアや日々のあれこれ

西洋骨董*買い付け*見聞録*13

パイン材家具 中半
 
イエスタデイパイン訪問の事を、我らが御大将 社長 に報告したところ、俺も行くとなった。

 

私と他のスタッフは先にイギリス入りしてアンティークの買い付けを終えたタイミングで御大将が現地入りして一緒に イエスタデイパイン を訪問とのスケジュールになったのだが、我らが御大将は実にわがままなため、ロンドンでのホテルは自身で選択してもらうことにした。

 

というのは、前回買い付けにの一部に同行した 御大将 はそこでもわがままぶりを発揮し、非常に面倒くさかったためである。ロンドン市内のごく普通のホテルに宿泊中の私・スタッフ1名と合流した御大将であるが、翌日には、ベットの硬さが気に入らないとか、枕が何たらと言い出し、そのホテルを自分だけチェックアウトして他のホテルに移ってしまったのである。なんやかんや言い訳をしていたが、要するに わがまま なのだ。

 

とは言っても我々にも問題がなかったわけではない。御大将がホテルに到着するであろう時刻にホテルの受付の前で 御大将 を待ち伏せし(その頃は携帯がまだ一般的でなく、この様な場合は待つ・探す以外に方法がなかった)そのまま、高級な韓国レストランに連れて行き心行くまで焼肉を食した。御大将はほとんど食べていなかったと思うが 私30歳・スタッフ20代後半 高級なカルビ・・・等々 いくらでもいただけるのは当然であろう、しかも、遠慮 の文字が辞書にない2人はとにかく食べまくり・飲みまくった。

 
因みに、御大将は酒を飲まないため、おいおいまだ飲むのか!とかブツブツ言っていたが当然無視である。お勘定はどうだったか、10万円は超えていなかったであろう。

 
そして翌日は、ドレスコードとまではいかないがジャケット&ネクタイはしてないと入れてもらえない老舗のシーフードレストランにも行った。ここは、20代後半のスタッフがロブスターが食べたいと言い出しスチュアートに尋ねると、この老舗レストラン が良いだろうとなり、4人で行ったのであるが、サービスやインテリアは素晴らしいのは当然であるが、お値段に対しての 味 はイマ3 であった。3分の1のお値段ならと思うような味である。お値段・・・?勿論、4人なので10万円では収まらない。
 
御大将のわがまま話はこれ位にして、そろそろ本題に入ろう。
 
 
イエスタデイパインの工場兼事務所はロンドン郊外の山間の村にあった。おそらく車で1時間ぐらいだったと思う。御大将はスチュアートと共に、私とスタッフは、はっきりは覚えていないが、レンタカーで他所を数か所回ったのち現地で合流だったように記憶している。
 
イエスタデイパインの工場兼事務所は古い教会を使用しており、外観だけでも我々の期待は高まった。そして、商品を前に商談の開始。価格と品質のバランス、日本サイズへの変更JubileeMarketのオリジナルデザインの製作、注文からコンテナ積み込みまでの日数、支払に関して・・・・等々。双方が満足いく商談がまとまり、1時間ぐらいの内におおよその発注アイテムと数量を私が算出するとなったため、イエスタデイパインの社長と私が打ち合わせを始めたのだが、他の3人は特にすることが無く、それほど広くない工場見学も直ぐに終わり、予想通り、退屈した わがまま御大将 が近くの町にでも行こうといい出し、一人仕事をしている私を残して3人で何処かに行ってしまい、これまた予想通りしばらく帰ってこなかったのである。
 
打ち合わせが終わった私とイエスタデイパインの社長(今後H氏と表記)は3人が戻ってくるまで、色々な話をした、勿論、全内容などは記憶してないが、一つだけ驚いたことがあった。
H氏が家具製作の会社を始めたのはごく最近でその前は、全く違う仕事をしていたという事であった。その仕事はロックグループの ロードマネージャーだ だったという。
 
*私は詳しくないが、コンサートツアーの段取りなどを行うとの事。
 
そして、10代の頃よく聴いた あの、あのグループの ロードマネージャーもしていたという。
 
*諸事情があり名は伏せるが、1696年のウッドストックにて伝説のパフォーマンスを行った、あのギタリスト率いるグループである。
 
私は、驚き・喜び・興奮して、次回来訪時にH氏の自宅に行き、当時の写真などを見ながら、裏話を聞かせてもらうという 最重要ミッション と思われる約束を強引に交わしたのである。
丁度その頃、何やら満足げな御大将たちが戻り、「終わった、どう、完璧」と言ってきたので、私も「はい。完璧です」と答えたのだが、私の言う 完璧 とは 最重要ミッション の事を示しているのは言うまでもないことであろう。
 
 
後半に続く

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