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The Moonスタッフよりオススメのインテリアや日々のあれこれ

アンティーク照明の修理実例です。(2022-09-01)

最近の修理実例3件のご紹介と修理についてのご案内です。(2022-09-01up)
 
 
 
case1 : 「アンティークの照明」 東京都からのご依頼
 
アンティークの照明の軸が劣化してしまいました。
(電球を指すとショートします。)
ダイニングの照明なので可能であれば直して使いたいのですが、
修理は可能でしょうか?可能である場合、見積もり、期間を教えてください。
 
つかなくなってしまったのは一つなのですが、
他の二口も同様に劣化してきていますので、
修理可能なものであれば三つとも変えたいです。

修理レポート
 
ネジ受けの1個が破損していたため修理しました。
ソケット・コードを国内安全規格に適合するパーツに交換。
 
ソケット・コードは海外規格品がそのまま使用されていました。
海外規格品は国内でそのまま使用する事はお勧めできません。
大変危険な状態でしたので、「当社に修理をご依頼なさるか否かは別にして、
現状での使用は危険です。」とお伝えしました。

 
 

お客様ご感想
 
ランプ、受け取りました。ありがとうございました。
補強していただいた金具の部分も綺麗に留めていただき
ありがとうございます。
 
父がアンティークランプが好きで設置してから20数年、
特にメンテナンスもせずにいました(私は仕組みすら
わかっていなかった)ので、いつまでちゃんと点灯して
いてくれるのかやや不安でしたが、今回日本の企画に
合わせて頂いたのと、劣化部分を取り替えていただき
継続して使用できることも教えていただけ
とても安心いたしました。ありがとうございました。

 

  

case2 : 「北欧家具店のペンダントライト」 福岡県からのご依頼
 
九州は福岡よりご連絡差し上げております。
今回の修理のご相談は、ペンダントライト1点です。
 
2017年に、福岡市内の主に北欧家具を中心に取り扱われていたお店で
購入した照明器具です。残念ながらこちらのお店はすでに廃業され、
今回の故障にあたり、身近なところでみていただけるところがありません。
 
症状としては、以下のものです。
●完全に故障する前の2週間ほどは、点灯時に
 しばしばついたり消えたりする症状があった。
●電球を替えても点灯しない。
●電源(引っ掛けシーリング)の場所を変えても、
 点灯しない。
●日頃、この照明器具を吊りさげているシーリングに
 他の照明をかけて、スイッチをいれると明かりはつく。
 つまり、シーリングそのものには、異常はみられない。
 
どうぞよろしくお願いいたします。
 
 

修理レポート

この照明も海外規格のソケット・コードをそのまま使用。
コード先端に引掛けシーリングパーツを付けていました。
国内での使用の場合、耐久性が低くなります。



国内安全規格に適合するパーツに交換
コードの色・長さはご依頼者のご希望通りに
仕上げました。これで安全に使用できます。
 
 

お客様ご感想
 
この度はどうもありがとうございました。

 

  

case3 : 「母の外国製ランプ」 神奈川県からのご依頼
 
こんにちは。
母が昔、雑貨店で購入したランプが点灯しなくなってしまいました。
外国製の可能性もあるそうですが、口金はE14、コンセント部分は日本製のようです。
 
元々接触が悪く、スイッチオンの位置で点灯せず、
オンから少し戻した位置で点灯し、付いたり消えたり不安定だったのですが、
ついにスイッチをどの位置にしても点灯しなくなってしまいました。
 
電球を取り替えても変わりませんので、玉切れではなく、
ランプ本体の問題のようです。修理は可能でしょうか?
 
 

修理レポート

コチラの照明のソケット・コードも海外規格品ですが
構造上の問題でソケットを国内安全規格品に交換できません。
 
ご依頼者と相談の上、コード・スイッチ交換。
ソケットの内部メンテナンスをしました。
 
また、40W以下の電球を使用するようにとお伝えしました。
この様にパーツ交換が出来ない場合や修理自体が出来ない場合もあります。



コチラの電球はE14サイズです。40Wまでが良いと思います。
通常野家電店では取り寄せ品となります。
一個付けておきました。(シェードの梱包内に入れてあります)
アマゾンなどで問題なく購入できますし、LED球も販売されています。
 
 

お客様ご感想
 
修理完了のご連絡ありがとうございます。
画像確認いたしました。

電球も付けていただけるとのこと、大変ありがたいです。
なかなかサイズの合う電球が手に入らず、探し回って
ようやくホームセンターで見つけたところでした。
40Wは超えない方が良いのですね。承知いたしました。

 

 
 

照明修理につきまして 先ずは、お問い合わせ下さい
 
電気協会などでは、ソケット・コード・スイッチの寿命は10年位としております。
このことを踏まえて、LED球が埋め込まれた照明器具が増えてきています。
この場合、LED球の寿命も10年位と考えられていますので、LED球が切れた
時点で廃棄となります。(賛否は個人の価値観)
 
当社に修理ご依頼をされる方は、多様な理由でその照明を修理して使い続けたい
との思いが強い方です。故に当社では、修理の可否も含めてご相談に乗っております。
下記のような状態の場合は必ず修理が必要となります。
 
*新品・古い品に関わらず海外規格のパーツ(ソケット・コード・スイッチ)が使用されている製品。
*国内規格パーツが使用されていてもすでに30年使用されている。
*明らかに危険な状態(以外にそのまま使用している方が多い)
 例:ダメージがある(画像参照)・3灯シャンデリアの1灯のみ不点灯となった・灯りがチカチカする・コードが熱くなる・・・等々
 

現在国内安全規格に適合するパーツに交換
安心・安全に使用できます。
 
 

海外製のペンダント照明の注意点
 
引掛けシーリングは日本独自のシステムです。
他国は、天井の配線と直接つなぐシステムですので、
海外製のペンダント照明の場合フランジカップが浅く、
引掛けシーリング仕様にすると天井と隙間が出来る
場合が多々あります。オリジナルパーツを使用するか、
引掛けシーリング仕様のフランジカップに交換するかを決めて頂きます。

ソケットにスイッチが付いている場合、ソケットを交換してしまいますので
コード上に中間スイッチ付を付ける事になります。


 
 

布シェードの張替えにつきまして
 
シェードの張替えに関しましては可否があります。
可能な場合でも、新品を購入する場合の3~5倍の費用となりますので
当社では買い替えをお勧めしております。
その場合、良心的な業者さんをご紹介致します。

 
<事前打ち合わせ>
ご依頼いただいた照明の修理方法等に関しましては、基本的に事前打ち合わせを致します。
使用するパーツの形状・色、又、ペンダントなどのサイズ等。

 

  


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こちらにアンティーク・ヴィンテージ照明 修理&買取の詳細があります。ぜひご覧ください。

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