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The Moonスタッフよりオススメのインテリアや日々のあれこれ

西洋骨董*買い付け*見聞録*12

パイン材家具
 
私の所属していた吉祥寺のインテリアショップ MIYAKE が1991年3月3日に OPEN した Jubileemarket は、イギリスアンティーク家具・アンティーク雑貨・直輸入雑貨・リプロダクションパイン家具・英国家具オールドチャーム・・・・など。を扱うイギリススタイルのアンティークショップとのコンセプトでスタートした。
 
故に、1990年秋ごろから本格的に商品集めが開始したため、私は、2週間イギリス・2週間吉祥寺・又、2週間イギリス・2週間吉祥寺…続く。と、常に時差ぼけの生活をしばらくしていた。結構きつかったように記憶している。
(*ちなみにJubileeMarket は私の命名。)
 
1989年から始めたアンティークの買い付けもその頃にはある程度慣れてきていたので順調であったが、思うように進まなかったのが リプロダクションパイン家具 の仕入れ先の確保であった。
(*リプロダクションパイン家具:この場合1850年~1900年のビクトリアンスタイルのパイン家具を再現して製造されている家具の事。)
 
相棒のスチュアートと共に情報を入手してはその会社を訪問してみるのではあるが、価格や品質等々、コチラが望む商品を見つけることが出来なかった。
しかし、ある日、いつものようにイギリスのインテリア雑誌の広告欄をチェックしていると イエスタデイパイン と何とも響きの良い リプロダクションパイン家具メーカー の広告を見つけた。
 
早速、スチュアートに連絡を取ってもらったところ、日本には輸出したことは無いが、大いに興味があるとの返答を得た。
日本に輸出したことが無いという事は、コチラにとってはとても良い事である。
直ぐに訪問することを告げた。
(*インターネットが無かったこの時代、現地のインテリア雑誌の広告欄や記事内のショップ・メーカーの中からコレはと思うところに、「当社は東京でインテリアショップを数店運営しており、又、卸も展開していく予定であり、御社の製品に非常に興味があるのでカタログを送って頂きたい。」と片っ端から FAX を送ってカタログを入手して取引を開始する事も多くあった。)
 
 
イエスタデイパイン訪問 続く

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